ベトナム料理って本当に美味しいですよね~。
1度は参加してみたいクッキングクラス。
なんとホイアンには、個人レッスンにもかかわらず、たったの15ドルで受けられてしまうクッキングクラスがあったんです。
どこでできるの?クッキングクラス
レストランやカフェが並び、夜はナイトマーケットでにぎわうアンホイ島、その東側、ホイアンの街から橋を渡って左手に、野外フードコートがあります。
フードコートと言っても、地元の人が家族ごとにやっているご飯屋さん。
1列のテーブルにつき、一家族がお店を出しています。
どこの家族の店でも、ホイアンの名物料理がだいたい同じ価格で食べられます。
これはカオラウ。カオラウはホイアン名物の麺、なかなか他の地域では食べることができません。
2万5千ドン(125円くらい)。
さて、このフードコート、看板をよく見てみると・・・
クッキングクラスの文字が。
他の店もよく見てみると、フードコート内のほとんどの店の看板にクッキングクラスと書かれています。
値段はどこの店でも1人15ドルのよう。
先生は店のお母ちゃんシェフたちです。
それも1人からOKで、スタートの時間も決まっていないらしい。好きな時に行って、始められるそう。
なんだか気軽にできて、楽しそう☆彡ですよね。
すずきさん、翌日クッキングクラスに参加してみることにしました!
まずはメニュー決め
クッキングクラスはメニューを決めるところから始まります。
お店で出されているもの中から、スープを含め合計4品。私はホイアン名物の【揚げワンタン】、【カボチャのスープ】、これまたホイアン名物【カオラウ】、そしてベトナム風お好み焼きとして日本でも認知度が上がりつつあるベトナム料理【バインセオ】を選びました。
カボチャのスープはメニューになかったけれど、お店にカボチャが置いてあったので、カボチャスープができるか聞いてみたら、OKとのこと。
ある程度、自分の好みにも対応してくれそうです。
青空クッキングクラススタート
お店のテーブルに簡易コンロとまな板を置き、青空キッチンの完成。
さあ、レッツクッキング!
最初に指示されたのは、にんにくのみじん切りでした。かなりたくさんのにんにくをみじん切りにします。
私もベトナムに来て、料理をするときは、とりあえずにんにくを入れるようになりましたが、たっぷりいれるのがベトナム料理のおいしさのポイントだなあ、と再確認。
ちなみに先生であるお母ちゃんは、英語で指示してくれます。でも、難しい説明はないから、英語が苦手でも安心してレッスンを受けられます。
出来立て揚げワンタンがおいしすぎる
最初に作ったのは揚げワンタン。
まずは、ソースになる野菜を1cm角の角切りにします。
使った野菜は、トマト、パイナップル、玉ねぎ、ねぎ。
続いて、ワンタンを揚げます。もう、ワンタンになっていましたが、中身は豚肉とエビだそうです。
湯気で白くなってしまいましたが、最初に刻んだにんにくのうち一さじを使って野菜を炒めます。
トマトの水分でソースっぽくなってきます。
味付けは、塩、砂糖、こしょうのみで超シンプル。
さあ、あとは、ワンタンにこのソースをのせるだけ・・・
ワンタンの上にたっぷりのソースをのせて、さらにミントを添えました。
料理ができあがったら、1品ずつできたてをすぐに食べます。
できたてのアツアツワンタンは本当に美味しかった!!!
作っては食べ、食べては作り・・・
揚げワンタンのあとも、どんどん料理を作ります。
カボチャのスープ。ココナツミルクを入れるのがポイント。
カオラウはゆでるんじゃなくて、蒸すんですね。もやしと一緒に蒸しています。
こちら完成形。豚肉に醤油と砂糖のタレをからめたものをかけます。
まさか、ホイアン名物の自分でカオラウを作ることができるなんて!!
いい経験です。
最後に作ったのはバインセオ。ベトナムでは日本のお好み焼き粉みたいに、バインセオ用の粉がスーパーで売っていて、時々つくるのですが、きれいに焼くのってちょっと難しいんですよね~。
今回、教わってみて、自分が普段入れている以上にたくさんの油で焼くことが判明!
たっぷりの油がこつのようです。
ただ、もうカオラウの時点でかなりお腹いっぱい・・・
バインセオはお持ち帰りにしてもらうことにしました。
バインセオの他に、マンゴーなどのフルーツもお土産のデザートとしてもらいましたよ。
所要時間は2時間ちょっとだったと思います。
お母ちゃんとシェフと仲良くなれる
今回、料理を教えてくれたのは、二人のお嬢さんがいる、お母ちゃんシェフのタオさん。
実は朝8時頃にフードコートに行ったら、他の店の人は誰もいなくて、どこの店にしようかと選ぶこともなく、タオさんから教わることになりました。
こちらは、左がタオさんの下の娘さんで右がその友達。眼鏡をかけてふざけているところ。
タオさんも眼鏡をかけ、娘さんと一緒になってふざけます。
タオさんや学校の午前中の勉強が終わって帰ってきた娘さん、娘さんの友達、隣の店の人・・・
フードコート全体が仲のいいご近所さんという感じなので、とても雰囲気がよく居心地がいいです。
普通のレストランやホテルで開かれるクッキングクラスに参加したら、もっときれいなキッチンでレッスンを受けられるのかもしれません。
でも、この野外クッキングクラスだからこそ感じられる、ベトナムの家族の空気感がここにはあると思います。